ケータイのパーツ交換
ケータイのパーツ交換
初めに
私の使っている携帯電話は、SamsungのGalaxy Note 2という機種です。
型番でいうとSC-02Eです。
2012年の冬モデルなので、そろそろ10年前の機種になってしまいます。
ここまで古い機種になると、各種パーツが不調になる事が稀にあります。
そんな時は、ケータイのお店へ持って行って修理を手配するのが普通でしょう。
しかし、店の閉店時間までに行く事や、中で待たされたり、後日の受け取り（今は宅配も有るんですかね？）等を考えると、少し面倒です。
自分で出来れば、ハナシが早いですよね。
型落ち機種はお買い得
予備パーツの皆さん
大抵の人は新しい物が好きです。
ですので、古い端末は値が下がります。
オークションやフリマ、お店にて中古の端末を入手すれば、パーツ取りに使えます。
この機種くらいになると、良い状態の物でも金額は3～5千円程度です。
ディスプレイが映らない等のジャンク品になると、500円なんてものもあります。
普段から自分の機種を追って、安い端末を用意しておくと安心です。
これは端末によると思いますが、SC-02Eの場合はディスプレイが割れた個体は各種パーツとして、
映らないがディスプレイは綺麗な個体はディスプレイとして、分けて買い揃えた方が良いでしょう。
何が必要なの？
必要な物は、バラし方の知識、予備のパーツ、工具、この三つです。
知識は、ネットでタダで入手出来ます。
予備パーツは、上記のように安いと500円程度から有ります。
工具は、この機種の場合は、プラスの精密ドライバーと、T5のトルクスドライバーが必要になります。
プラ製のヘラの様な物も有ると便利です。
トルクスドライバー
先端は、六角形では無い
モノにもよるでしょうが、高くても1500円程度だと思います。
「T5」は先端のサイズを示します。
余り一般的ではないサイズですので、ホームセンター等では見つけられない可能性も有ります。
カメラが不調なので交換
この記事を書くキッカケです。
カメラが不調、具体的にはピント調節が止まらずエンドレスで「ジージー」と罠に掛かった羽虫のように鳴き続けます。
バラして交換しましょう。
パカっと開きます。
所持している基盤の通し記号「A」は気にしないで下さい。
予備バッテリーと交換する為に電池に通し番号を振ってるのは気にしないで下さい。
爪でもイケますが、プラ製のナニカでやった方が痛く有りません。
電源ボタン・ボリュームボタン部分は気をつけて下さい。
何も差し込まない方が良いです。
以前ブッ壊して、電源ボタン移植をやるハメになりました。
それと、電池が有るトコロの上下にツメが有り、ガワが本体に喰らいついています。
個体によっては外す時に少し苦戦します。
赤丸のビス一本です。
コレは単に小さいプラスのビスですので、精密ドライバーで回します。
次は、赤丸の箇所のコネクターをハズします。
普通の平型のコネクターですので、プラ製のナニカでクイっと外せば良いでしょう。
私は横着ですので、いつも爪で外してます。
右側の星のスグ下のコネクターだけは同軸のコネクターですので、他とは外す感覚が違います。
バラせました。
コイツは外す時よりも復旧時に気をつけましょう。
星のトコロは、ビスです。
コレも普通のプラスビスなので、精密ドライバーで外しましょう。
本体左側の丸いパーツはバイブレータです。
頑張って働いてくれるヤツですので、既に2回交換しています。
今回の交換対象のカメラは、基盤の真ん中上部に有る、銀の四角の中に黒丸のパーツです。
とんでも無くブレてて済みません。
今回の撮影に使った端末もSC-02Eですが、ホントは高性能なハズです。
撮影者が慣れて無いせいで、ブレています。
ストックしていたカメラのパーツを取り付けた所です。
後は逆順で組み上げればOKです。
そうすると多少なりとも内部に金属粉・コンクリート粉・石膏粉・クロス用パテの粉等が入り込む事になります。
ですので、少しだけ濡らした綿棒で掃除します。
組み上げました。
この機種は特にサイドに溜まりやすいです。
この機種の組み上げ時の注意点は、前述の同軸のコネクターと、ガワをハメる時にイヤホンジャック周りの防塵ゴムです。
そこだけ抑えておけば、特に難しい事は無いと思います。
以上でパーツ交換完了です。
終わりに
数年前、高さ15メートルの所で仕事をしている際に工具と共に携帯を落としましたが、その後の休憩中に予備端末にメイン基盤を組み替えてアッサリと復活出来ました。
内部の基盤が壊れなかった幸運も有りますが、掛かった金額は、2000円程度です。
電話番号の移し替え、各種アプリのアカウントの移し替え、各種ログの消失、しばらくは代替機を使用、そういった不便は一切無しです。
バキバキに割れた端末をバラし、予備端末をバラし、基盤を入れ替えて復活させ、目の前の仕事仲間にラインと電話をして動作確認まで、約15分。
周囲の人間は唖然とし、まるで魔法使いを見るような目でこちらを見ていました。
しかし予備パーツと多少の知識と工具が有れば、実は大した事では有りません。
是非皆さんも身につけてみては如何でしょうか。
御質問・御意見・御感想は@m_o_p_u までお気軽にどうぞ
| << 前の記事 | 次の記事>> | ||
|
マーク3版 覇邪の封印 on JavaScript 作成リポート | ファンタシースター ダンジョンシミュレーター ver 0.1 on JavaScript |
|
コメント
コメントを投稿